人生 ああ鱈腹味わいたい

毒親疑惑の親が高齢になりまして・・・

2018-01-01から1年間の記事一覧

母の晩年

70代後半からの母は、だんだん足腰が衰え ものごとに興味もなくなり、ほぼ1日中 薄暗い茶の間でぼーっとして過ごしていた。 実家に帰ってその姿を見るとドキッとした。 いえ、もっとストレートに言うと 怖いものを見たときのように、ゾクッとした。 こんな…

ずっと親を忖度してきたのに 今気がついた

子供達が独立し、今は夫と心地よい 距離感を持って暮らしている。 なかなかいい夫婦だと思っているが 実は離婚を真剣に考えたことがある。 10数年前、子供達が思春期の頃だ。 私も夫も修復はもう無理だと感じていた。 でも私はどうしても離婚に踏み切れなか…

単身赴任が楽でいい?

長女の私が結婚して家を出て、自分の 家庭を持ってからも、両親はいずれは 私たち家族が実家に戻ってきて、一緒に 暮らすという希望を捨てていなかった。 私もはっきりと、それはないよと言えれば よかったのだけど、どうしても言えなかった。 子供が小学校…

気持ちから 事実がわかる

■ 花嫁の涙 これまで出席した結婚式で花嫁さんの涙を 何度も見てきた。 結婚できた喜び、これまで一緒に暮らした 両親や家族への感謝と巣立つ寂しさの 入り混じった気持ちなどなど、いろんなこと がこみ上げてくるのだろうか。 そんな新郎新婦を見ていると、…

20代の娘の部屋を母が勝手に掃除する

短大を卒業してOLだった頃の話だ。 小春の部屋に無断に入るのはやめてほしい と言っても母はやめなかった。 ■ ジグソーパズル事件 その頃、ジグソーパズルにはまっていた。 何千ピースもの大きなものに取り組んでいた。 会社から帰って、夜のひとときに少し…

「わくわくエンジン」いい響き

最近、「わくわくエンジン」という言葉を 偶然見かけた。 なんだろう、すごく魅力的な言葉の響きだ。 「キーパーソン21」というNPOが行なって いる活動だった。 http://www.keyperson21.org/ サイトより、引用させていただく 自分らしさに気づいたとき、今ま…

自己嫌悪の塊だった小春が、「自分が大好き」と言える人に出会う

前にも書いたが、小学生の頃の私は 無口で引っ込み思案で、 子供らしくない子供だった。 中学生になる頃には、 劣等感が強く、自信もなかった。 最近よく聞く言葉で言うと 自己肯定感の低い子供だった。 10代の頃は日記を付けていたが とにかく自分がイヤ、…

運動会の思い出

小学校の運動会の思い出。 3、4年生頃だっただろうか。 運動会の日の朝 雲ひとつない青空 運動場に引かれたまっさらな白い線 小さな万国旗がたくさん風に揺れていた。 まだ人の少ない運動場の端っこで 私は猛ダッシュの練習をしていた。 ワクワクして、頑…

「人それぞれ」という概念がない人

私が子供の頃は、普通の家庭ではテレビは 一台あるだけだった。茶の間で家族揃って テレビを見ていた。 その頃は歌番組もたくさんあった。父も母も 演歌が好きでテレビを見るのを楽しみにしていた。 ところが、演歌以外のアイドル系、ポップス などは大嫌い…

親の悪口ばかり言ってる人生はもう嫌だ

これまで自分の書いてきたものを見て ふと思った。 親の悪口ばかり・・・ 私が物心ついた頃から、亡くなる寸前まで ずっと人の悪口と批判が止まらなかった母。 私も同じことをしている?? 反面教師にしよう。 死ぬまで自分の親の悪口言い続ける一生は嫌だ。…

相手の気持ちがわからない人

空気が読めないとは、人の気持ちを 推し量ることができないことでもある。 その結果、場が和んだり、どっと笑いが あふれる場合は、あの人は天然ね〜で すむけど、母の場合は人を傷つけてる のではないかと気になって仕方がなかった。 母から何回か聞かされ…

空気が読めないとは

母は究極の 空気が読めない人 だった。 親戚が集まって食事をしている。 みんなで楽しく話が盛り上がっている。 母はその話題に入っていけない… いえ、みんなの話に自分も加わると いうこと自体を知らないのかも。 そんなときに突然まったく関係ない 話を始…

子供が自分の親を「子供っぽい」と思うとき

小学校の5、6年の頃だったかな 仕事から帰った母がこう言った。 「もう、皆んながわたしを悪者にするのよね。。」 職場の人間関係でなんかあったのだろう。 普段から母はそんなことを私によく話した。 「皆わたしのことが嫌いなのよ」 「◯◯さんが酷いこと言…

祖父からの入学祝を母が断わる⁉︎

小学生の頃の私はどんな子だったんだろう。 おとなしくて無口だった気がする。 その頃の写真を見ても、笑っているのがない。 もともと子供っぽくない顔立ちだったからか 無邪気にはじけてる写真は1枚もない。 通信簿に先生からのコメント欄があって いつも…

両親は男の子(=跡継ぎ)がほしかった

私が大人になってから、親戚のおばさんから 聞いた話だ。 妹が生まれたとき、おばさんがお祝いに来たら 家中が暗くてお通夜みたいだったと言う。 出産のお祝いに来て、お通夜という言葉を使う おばさんもどうかと思うが(母の姉なので、 性格が似ているよう…

小さな子の虫歯は親の責任

当たり前だけど、小さな頃の記憶は自分では覚えて ないことが多い。 もう少し大きくなってから、母や周りの人から 小春は小さい頃こんなだった、こんなことがあったと 聞いたことが記憶となっていると思う。 繰り返し何度も母から話されたことはこんなこと。…

気持ちをわかってもらえた本に出会えた

これまで毒親本はかなり読んできた。 でも、読み終わったあと、何か違うと感じたり 罪悪感が募ったり、やっぱり私の場合は毒親と 言うほどではないのかも・・・ そんな本が多かった。 そんな私が、解決の糸口をつかめるような 本に出会った。 『「毒親」の正…

40代〜60代になってからの親への怒り

少し前のことだが、新聞に載っていた 精神科医の香山リカさんのコラムを読んだ。 彼女の診察室で、40代〜60代の患者さんが 親への怒りを訴えることが多いという。 反抗期の10代ならわかるが、 人生後半に入ってからの親への怒り・・・ 私だけじゃなかったの…

書かずにいられない!!

しばらく更新していなかった。 ひょっとしたら、もうここに書かなくても 悩まずやっていけるかもしれない 日々明るく過ごせるかもしれない そんな期待を持っていた 平昌オリンピックも楽しめていたし が・・・ 残念なことに、今日の私はここに書かずにいられ…

2冊の本、この数年の悩み

☆「毒になる親」〜 一生苦しむ子供 スーザン・フォワード著 ☆「不幸にする親」〜 人生を奪われる子供 ダン・ニューハース著 親子関係で悩む人にとってバイブルのような本。 どちらも玉置悟さんが和訳されている。 久しぶりにこの2冊を手にとって、新発見! …

不幸にする親

子供が幸せな時間を過ごしていれば 親も嬉しい 親としての私はその通りだ! だが悲しいことに父は違うみたいだ。 先日こちら 「親のたった一つの願いは、子供の幸せ」 でも書いたが、私が結婚したいと言ったら 自分だけ幸せになってはいけないと言う。 もう3…

老後の世話をしてもらうために子供を育てる

中国では自分の老後のために赤ちゃんを買う。 何年か前になるが テレビのニュースが伝えていた。 中国で赤ちゃんの誘拐が増えているという。 その背景には赤ちゃんを買う人がいるから。 「お金はすごくかかったけど、この子がいれば 私の老後は安泰だわ」と…

「親のたった一つの願いは、子供の幸せ」

2、3ヶ月前のことだ。 一人でNHKの朝ドラ「わろてんか」を見ていた。 鈴木京香さん演ずる、主人公てんの義母が 息子夫婦に大阪弁でこう言った。 「親のたった一つの願いは、子供の幸せや」 それを聞いた途端、涙がボロボロ出てきて 止まらなくなった。 自…

姫野カオルコ「謎の毒親」を読み終わった

◇◇ 親の生きてきた時代を考える 小春の両親は昭和ヒトケタ生まれだが おそらく「謎の毒親」のヒカルの両親も同じ年代だろう。 小説の中にも出てくるが、時代の影響は大きい。 両親の子供から思春期時代は戦争中。 受けてきた教育は今とは全く違っただろう。 …

姫野カオルコ「謎の毒親」から解決のヒントをもらう

私は毒親育ちかもしれないと疑問が湧いてから 何冊か毒親関連の本を読んだ。 内容が過激すぎて読むのがしんどかったり 自分とは少し違うなと感じた本もあった。 でも、今読んでいるこの本はヒントになる気がする。 「謎の毒親」姫野カオルコ著 主人公ヒカル…

タメイキとアクビはどう違う

昨日書いた「体は正直、心はウソをつく?」の続編 お正月に実家で来客の後片付けをしていると はあ〜〜〜〜〜〜〜〜 って大きなため息が出た。 その大きさに自分でびっくりした。 出そうと思って出したのじゃない。 体の奥から突然に排出された感じ。 だから…

椎名林檎 - 人生は夢だらけ

モヤモヤした気分の中で偶然この曲を聴いた。 灰色の空に光が差し込んだ気分になれた。 ああ、これだ〜 今年はこれで行こう!! 歌詞がいい!! 小春の気持ちを代弁してくれてる。 応援歌だ!! ♪ これが人生 私の人生 あー鱈腹味わいたい ♪ 痛感したいです 近寄れ…

体は正直、心はウソをつく?

書きたいことはいっぱいあるけど、なかなか更新できない。 時間がないせいもあるけど、こういう内容をブログにして いいのか迷いもある。 年末年始に実家にいて痛感した。 前々から思ってたことだけど、体は正直ものだ。 でも、心は素直じゃない、私の場合。…

お正月はブログを始めたくなる!?

無性になにかを書きたくなって はてなに登録していたはずと、来てみたら 1年前に書いた記事が残っていた。 笑った笑った〜〜 今の気持ちと状況、全く同じことを1年前に書いていた。 今年のお正月も大勢が実家に集まり賑やかだった。 私は朝から晩まで民宿…