人生 ああ鱈腹味わいたい

毒親疑惑の親が高齢になりまして・・・

「獣になれない私たち」がいろんな意味ですごい

「獣になれない私たち」というタイトルから

なんとなく今どきの若者の草食系恋愛ドラマ

なのかなと思っていた。笑

そう「逃げ恥」の続編のような・・・

 

以前から、松田龍平のなんともいえない、

つかみどころのない、煮え切らない不思議な

魅力(そういう役柄が多いのかな?)が好き

だったので、このドラマの初回を見てみた。

 

えーー、いったいなんなんだーーー!!!

いろんなことがありすぎる!

実際にこんな極端な人いる?という人たちが

次々登場してきて、次々トラブルが噴出する。

 

新垣結衣の勤務先のパワハラボス、全く仕事の

できない新人、責任感のない同僚たち、

取引先のセクハラおやじ・・・

 

4年付き合った彼氏はマザコン

自宅マンションに引きこもりの元カノが住み

ついている(妹なのかと思ったら元カノらしい)。

 

そして、ガッキー演じる主人公は毒親育ち。

父親はDV。

父親の死後、母親はネットワークビジネスにハマり

周囲に迷惑をかけ続けて、親子の縁を切っている。

 

こんなありえない状況と登場人物の中でガッキーが

一人で頑張っているが、もういい加減にしてー

と感じた。見ていて楽しいドラマではない。

 

そんなこんなの連続の中で疲れ切ったガッキーを

松田龍平が誘う。そういう軽い男の役なのだ。

即座にガッキーが「そんなバカじゃないですから」

とキッパリ断ったときに、松田龍平が言った言葉が

私の心に染み込んだ。

 

「バカになれたら楽なのにね・・・」

 

ドラマの中のガッキーを見ていて、私もそう思った。

そこまで自分を閉じ込めて周囲のために頑張り

すぎることないよ。もっとバカにわがままになって

いいんだよ。自分のこと一番に考えていいんだよ。

 

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半分は自分に向かってそう思ったのかもしれない。

このドラマほどすごくはないけれど、ちょうど自分の

職場が似たような状況で疲れ果てていた。

 

仕事ってやればやるほど増える。

できる人間に仕事が集中する。

(私ができると自慢じゃなくて、職場の中ではと

いう意味。)

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いつも明るい笑顔で頑張るガッキー

松田龍平はその笑顔がキモいと言うが)

自分のことより周りの人を気遣ってしまう・・・

それって毒親育ちの影響もあるのだろうか?

 

毒親疑惑の私もこれからの展開が気になる。

早く次の回が見たくなってきた。